アレルギー物質とは?

アレルゲンとは、アレルギーの原因となる抗原のことで、食品表示法において表示義務のある特定原材料と、表示を推奨されている特定原材料に準ずるものに分けられます。
特定原材料は、患者の方の数が多い乳、卵、小麦、えび、かにと、重篤な症状に至ることが多いそばと落花生の7品目が指定されています。
特定原材料に準ずるものは、特定原材料に比べると少ないが、可能な限り表示することが推奨された品目です。
現在指定されている品目はアーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチンの21品目です。
魚卵たちのつぶやき

アレルゲンって…なんで、こんなに細かく表示しないといけないんですか?

そうね…まずは、アレルギーからお話しましょうか?
アレルギーは、ある特定の物質…アレルゲンに、触れたりすると体が過剰に反応してしまうことね。有名なのは花粉症かしら?この中で、その原因となる食物を食べたり、触れたりすることで起こるアレルギーが食物アレルギーね。
皮膚や呼吸器、消化器、神経系と症状は様々で、アナフィラキシーショックといって複数の症状が急激に起こともあるの。。
最悪の場合…生命の危険もあるから、注意が必要なのよ。

食べ物で死!?・・・まじですかっ!?

マジ!よ!
年に1~2人程度だけど、毎年食物が原因で亡くなっている方がいるの。
アレルギーを起こさないためには、その原因となるアレルゲンを摂取しないこと・・・除去が第一だから、その食品にアレルゲンが含まれていないか、正しい表示が必要なの。

なるほど。それは、面倒くさいなんていってられないっすね。
きちんと、正確な表示が大切なんすね!