賞味期限と消費期限の違い

黒門三平で販売している加工食品には、「賞味期限」や「消費期限」のどちらかが表示されています。
いずれも、その食品の期限を記載していますが、2つの期限の意味が異なっています。

  • 賞味期限:その食品を美味しく召し上がっていただける期限
  • 消費期限:その食品を安全に召し上がっていただける期限

賞味期限は、品質の劣化が進みにくい、傷みにくい食品につけられています。
期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。

賞味期限の商品例

鮭フレーク

対して、消費期限は劣化の進みやすい、傷みやすい食品につけられます。
大体5日以内の期限がつけられます。

消費期限の食品例

お寿司
お造り

また、賞味期限、消費期限に限らず表示される期限については ①袋や包装がされている状態(未開封の状態) ②記載されている温度帯での保存 の条件での表示となりますので、開封後であったり、記載の保存温度帯以外で保存していた場合は、表示期限に保証がされませんのでご注意くださいね。

期限の設定

賞味期限は、一定の環境で保存された場合に品質が保持される最大の期限に、1以下の安全係数をかけて、最大の期限よりも短く設定するのが基本になります。試験で得られた期限に、0.8以上1以下の係数を掛けて算出することが推奨されています。

また、最大の期限の算出方法は「理化学検査」「微生物検査」などの客観的な項目(指標)…数値で表せるものと、「官能検査」・・・風味・色合・味など実際に食べて確認する等の結果から算出されます。

例えば、試験の結果から100日間の期間保存できる加工食品に安全係数 0.8 を掛けると、100×0.8=80日間 となり、この加工食品の賞味期限は80日間と設定されます。
つまり、この食品の場合であれば後20日間については製造者・加工者にてきちんと期限の根拠がありますので、召し上がっていただけると考えられます。

ですが、各商品の安全係数や製造年月日は表示からはわかりません。消費者が「賞味期限は過ぎたけれどあと何日間なら安全に食べられる」と判断するのは難しいです。メーカーは、消費者から問い合わせがあれば、期限設定の根拠についてなるべく答えるようにするとされていますが、個別の食品について各メーカーに問い合わせをするのはあまり現実的ではありません。

やはり、食品の状態を観察したり臭いをかいだりなどして、食べられるか否かを消費者自身が判断するほかなさそうです。賞味期限を大幅に過ぎてしまった場合は食べないほうが安全かもしれません。